まるわかり?2Dと3Dの6つの違いと相互の切り替え方法!

Unityを使用する際のメリットの1つに、2Dと3Dどちらの開発も可能だという点があります。ですが、それぞれ開発において異なる点もあるので注意が必要です。

今回はUnityにおける、3Dに対して2Dの6つの異なる点をご紹介します。また、後半では2Dと3Dを切り替える方法や、2D/3Dそれぞれの開発を学べるアセットをご紹介します。

Unityにおける3Dと2Dの違い

Unityは非常に強力なゲームエンジンであり、3Dと2Dいずれの開発も可能になっています。まずは、Unityの3Dを基本とした時の2Dの開発における違いをおさえましょう。

1.物理エンジンの違い

3Dと2Dでは、使用する物理エンジンが異なります。2Dゲームの物理エンジンでは、Box2Dと呼ばれる2D専用のライブラリを使用します。ただ、あくまで2Dは専用のものを使用するだけであって、基本的には3Dと同じ感覚で使用できます。

2.スプライトという描画単位

2Dゲームでは当たり前ですが、平面での開発が基本となってきます。その際、スプライトと呼ばれる描画単位が基本となります

2Dゲームに使用される背景・キャラクターなど全ての画像がスプライトという単位で扱われることをおさえておけば大丈夫です。

3.Skybox

Skyboxとは、Unityの3D空間で空を設定できる機能でした。上の画像では左が3Dで右が2Dのプロジェクトになりますが、右はSkyboxが設定されておりません。

Skyboxは3D専用の機能なため、2Dゲームの開発においては使用できません

4.シーンギズモ

3Dモードでは、シーンビュー右上に上のような物体が表示されているのはご存知ですか。これはジーンギズモと呼ばれます。

2Dモードでは立体的な視点の操作が不要になるため、このジーンギズモは表示されません

5.ライティングの違い

上の画像は2Dモードの初期状態のヒエラルキーウィンドウです。よく見るとDirectionl Lightがありません。実は2Dモードではライティング(光の当たり方)を考慮する必要がなく、画面上にはスプライトそのままの色が表示されます。

6.カメラの投影モード

左は3D右は2Dの「Main Camera」オブジェクトの詳細です。見比べると二点異なる点がありますが、特に大切なのは二点目です。

右側の2Dの「Orthographic」とは、並行投影のことで奥行きを考慮しないカメラモードになります。反対に「Perspective」はいわゆる透視投影を表し、奥行きを考慮し立体的なカメラモードを表します。

Unityの3Dと2Dの変更方法

Unityにおける3Dと2Dの違いについて説明したところで、続いてはUnityのプロジェクトで3Dと2Dを切り替える方法について紹介していきます。

①新規プロジェクトで設定する

まずは、最も簡単なプロジェクト立ち上げ前の切り替えです。まずは、Unityを起動してみましょう。

立ち上げたら、上の画像のように「Template」という箇所をクリックすると3Dと2Dのいずれかを選択することが出来ます。

 

②既存のプロジェクトで3Dと2Dを切り替える

すでにプロジェクトを立ち上げている場合には、次の方法で切り替えることができます。

また、「ビュー」の2Dと3Dの切り替え方法も後述します。

上の画像のように、メニュー左上の「Edit」→「Project Settings」→「Editor」の順に選択します。

するとインスペクターウィンドウ上の表示が切り替わります。そうしましたら、「Default Behavior Mode」の「Mode」を選択します。

すると、プロジェクト全体の3Dと2Dが切り替わります。

 

2Dモードと3Dモードを切り替える場合

こちらは1クリックで完了します。

上のGIFのように、Gameビューのボタン下の「2D」と表示された箇所をクリックします。再びクリックすると元に戻せます。

2Dのシーンと3Dのシーンあるいは2Dのオブジェクトと3Dのオブジェクトが同時に存在するゲームや、2Dのゲーム内において、z軸を考慮するという特別な処理が必要な場合はこちらをお試しください。

 

初心者が3Dまたは2Dゲームを学ぶためのアセット

続いては、3Dまたは2Dでゲームを作り始める際に、非常に便利なアセットを2つ紹介します。いずれもユニティ・テクノロジーズが公式にリリースしているアセットで、3D Game Kitに関しては英語ですが、いずれも公式サイトでチュートリアルが学べます。

どちらもも作ることに特化したアセットというよりは、3D/2Dのゲーム開発に慣れることを目的としたアセットになります。

3D Game Kit

3D Game Kitはユニティ・テクノロジーズが公式にリリースしている、「プログラミングなしで3Dゲームを作ることが出来るゲームキット」です。

設定としては、「宇宙飛行中にとある事情で不時着してしまった上級エンジニアであるEllenは、不思議な惑星で見たこともない生物を目にします。中には危険な生物もおり、時には危険生物を倒しながらアレンは遺跡のような建物を冒険していく」といったものになります。

 

プログラミングは一切不要で、木や床といったオブジェクトを配置しながら自分好みのステージを作ることが出来ます。また、敵の配置も自由なのであえて敵だらけにして難易度を高くするといったことも可能です。

一通り遊んだ後は、別な3Dモデルと差し替えたりアニメーションを追加したりと、かなり学べることが多そうです。

2D Game Kit

2D Game KitのUnity公式ページには、次のように紹介してあります。

2D Game Kit は、メカニクスとツール、システム、アセットをまとめた、コードを一切記述せずにゲームプレイを組み立てられるキットです

引用:2D Game Kit のご紹介:ドラッグ&ドロップでUnityを学ぼう

 

3D Game Kitと基本的な設定は同じで、主人公である上級エンジニアのEllenは、不時着した不思議で危険な惑星を探検していきます。あらかじめ1〜5までのステージが作られており、それ以外は自分でゲームの内容を作ることが可能になっています。

順番的には、こちらの2D Game Kitの方が先にリリースされました。

また、3D Game Kitはチュートリアルが英語でしたが、こちらは日本語でのチュートリアルが存在します。Unityが公式にリリースしているだけあって、説明も丁寧でわかりやすく書かれているのでUnityに慣れるという意味では非常にオススメです。

公式サイトの紹介へはこちらからどうぞ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、Unityにおける3Dと2Dの6つの違い相互の切り替え方法、それからUnity初心者におすすめの3D/2Dのゲームキットをそれぞれ紹介しました。

特にUnityは公式サイトからも多くのチュートリアルも公開されているので、よろしければご参照ください。

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