Unityで大地を作ってみよう!②【空の追加とFPS/TPS切替】

前回はUnityのTerrainという機能を使って大地を作って実際にプレイして見るところまで紹介しました。今回はSkayboxという機能を使って空を追加する方法と、プレイ画面を一人称から三人称へと変更する方法について学んでいきます。

 

前回の内容はこちらになります。

60分で出来る?Unityで大地を作ってみよう!①

2018.09.08

空を追加する

それでは最初に、前回作成した地形に空を追加していきます。空を追加するには、「Skybox」という機能を使用します。Skyboxを設定することで、ゲーム内の空を簡単に変更することができます。

 

今回は下の無料アセットを使用していきます。ブラウザからではなく、Unity上でダウンロードしても問題ありません。アセットストアの細かい使い方は前回の記事を参考にしてください。

上記のアセットをダウンロードしたら、下記のような設定で「Import」をクリックします。

これでアセットのインポートが完了しました。続いては、Skyboxの設定に移ります。

Skyboxを設定する際には、上記の画像の様に上部のメニューから「Window」→「Rendering」→「Lighting Settings」の順に選択します。すると新しいウィンドウが開かれます。

新たなウィンドウから上の画像の様に、「Skybox Material」の名前の横の丸部分をクリックしてSkyboxの変更を行います。先ほど追加したアセットの中には昼用と夜用が含まれているのですが、今回は昼用を選択します。

これでSkyboxの変更が完了しました。

三人称画面で遊んでみよう!

前回は一人称の視点でゲームをプレイしましたが、今回は三人称の視点でゲームをプレイしてみます

一人称と三人称の違い

前提として一人称と三人称について触れておきます。ゲーム内における一人称と三人称との違いは、ゲームのカメラがどこに存在するかというものです。

一人称では主人公の目線にカメラが存在し、プレイヤーは主人公と同じ視点でゲームを見ることになります。一方、三人称では通常主人公を後方から見下ろす位置にカメラが配置されます

アクションゲームでは、一人称のゲームのことをFPS(First Person Shooter)、これに対し三人称のゲームをTPF(Third Person Shooter)と呼びます。FPSはPUBGや荒野行動なのでおなじみの視点ですね。

プレイヤーを追加する

それでは、プレイヤーの追加に移りましょう。まずは、三人称のプレイヤーを追加する前に「FPSController」のインスペクターウィンドウを開き、画像の箇所をクリックしてチェックを外します。

このチェックを外すことで、そのオブジェクトをゲーム上に出現させないということが可能です。あえてこの状態でプロジェクトを再生してみましょう。

すると、ゲーム上にカメラが存在しないためこのように画面が真っ暗になってしまいます。このままの状態で、次の作業に移ります。

続いては、「Standard Assets」→「Characters」→「ThirdPersonController」→「Prefabs」→の順で『ThirdPersonController』を選択し、シーンビューの好きな箇所に配置します。プロジェクトを再生すると配置した位置からゲームが始まります。

このままビルドすると、ThirdPersonControllerにはカメラが追加されていないため、先ほどのように画面が真っ暗になってしまいます。このままではゲームをプレイすることができないため、カメラを追加していきましょう。

カメラの設定を変更する

キャラクターの配置が完了したところで、続いてはカメラの設定を行っていきましょう。今回は追加するだけでカメラの方向切り替えなどを自動で行ってくれる、MultipurposeCameraRigを使用します。

「Assets」→「StandardAssets」→「Cameras」→「Prefabs」の順で、『MultipurposeCameraRig』を選択し、ヒエラルキーウィンドウ上に配置します。この時オブジェクトの階層構造が出来ないように、ヒエラルキーウィンドウ上の何もない箇所でドロップするようにしてください

配置が完了したら、カメラのターゲットを設定します。

上の画像を参考に、MultipurposeCameraRigの「Auto Cam(Script)」というコンポーネントから、Target横の丸をクリックしてターゲットの設定を行います。ターゲットは「ThirdPersonController」に設定しましょう。

ターゲットの変更が完了したら、三人称のカメラ設定は完了です。

実際にプロジェクトを再生してみると、キャラクターの移動に合わせてカメラが自動的に追尾、方向の切り替えを行ってくれていることがわかります。

 

これで空の配置三人称への切り替えは完了です。

 

インスペクタービューのThirdPersonControllerとMultipurposeCameraRigの名前横のチェックを外し、今度はFPSControllerのチェックを入れると一人称に切り替えてプレイすることが出来ます

今回の内容ではあまり視点は気にする必要はありませんが、作りたいゲームをどの視点からプレイさせるかというのはゲーム作りにおいても大切な視点です。

まとめ

今回は前回作成したTerrainに空を配置し一人称と三人称を切り替えて遊ぶ方法について解説しました。インスペクタービューで名前の横のチェックを入れたり外したりすることで、ゲーム上での出現を切り替えることができるということは覚えておきましょう。